立川市防災モデル地区推進事業
「その日のために!地域で取り組む防災まちづくり」
第5
回ワーク
ショ
ッ
プ
災害時
(災害発生後2日目∼1週間)における
避難所運営組織づく
り
について
資料1
<全体進行> (15分) ステップ1.はじめに
ステップ2.①前回の振り返り
②避難所開設・運営に関する問題点と課題
<グループ別進行> (85分)
※ 避難所運営組織が設立されたと想定し、食糧物資部・管理情報部・救護
部の対応についてグループ別に検討します。
ステップ3.対応事項の流れの確認と検討 <70>
ステップ4 .話し合いの振り返り・まとめ <15>
<全体進行> (20分)
ステップ5.話し合いの成果発表
本日の進め方
○ 小学校避難所
○ ○ 自治会 ○ ○ 自治会
○ ○ 自治会
集合場所
避難所
「
組織」
と
「
地域」
の関係
自 治 会・町 会の 地域内で話し合 いながら集 合場所を定めていきます。
災害発生時に定めた集合場所に集まること が 想 定 され る地 域 住 民の 方 で初 動 の 対 応 がうまくいくように「災害時初動体制」を定め ておきましょう。
小 学 校 避 難 所 が 開 設 され た場 合 に避 難 が 想定されている地域
避難所運営組織と
は?
n
多様な組織が連携する必要がある
民生委員 事業所
PTA
● ● 自治会 自主防災組織 自治会
学校教職員
立川市
その他行政機関
女性防火の会
△ △ 自治会 青少健
商店街
避難所 運営組織
避難所の開設準備の課題
立川市役所
小・中学校
教職員
市職員
※ 学校の校門の鍵及び避難所の鍵の両方を扱う必 要があるため、学校管理者との協議・調整
立川市役所
小・中学校
教職員
市職員
地区連絡所員
避難所周辺
地区住民 ※ 学校の校門の鍵及び避難所の鍵の両 方を扱う必 要があるため、学校管理者と
の協議・調整
● ケース1
平日、日中の発災の場 合又は台風や大雨など で避難所開設の必要が 予測された場合
● ケース2
避難所の開設・
運営の全体像 1
/2
避難所 の開設
初期応急 対応 避難所の
開設準備
大規模地震の発生
避難所の開設(平日) 避難所の開設(夜間・休日) 施設の安全確認
避難者の校庭待機 利用施設の決定
開設準備 避難者の誘導
避難者数の把握 避難者の班編制
避難所外避難者の把握
備蓄品の配布 トイレ対策
応急医療 避難者への広報
災害時要援護者への配慮
避
難
所
の
開
設
︵
初
動
期
:
災
害
発
生
直
後
︶
避難所運営委員会 組織化・準備
平
常
時 地域内組織の連携
二次避難所・福祉避難 所の開設支援
避難所の開設・
運営の全体像 2
/2
医療救護・災害時要援護者の対応
災害時要援護者への配 慮
応急医療 避難所運営
委員会の 設置
運営委員会の立ち上げ
ルールの設定
ボランティアの要請
避難者名簿の管理
避難者への広報
要望の集約
問い合わせ対応 情報の
整理・ 伝達
災害対策本部への報告
救援物資への受入準備
救援物資の受入・配布
炊き出しの開始
在宅被災者への配給 飲料水・
食糧・生
活物資 の確保
し尿対策
ごみ対策
その他環境対策 環
境 の 改 善
管理体制の工夫 運営組織
の柔軟な 対応
給食への配慮
自炊活動
救援物資の管理
食糧等配給の終了 飲料水・
食糧・生
活物資 の確保
プライバシーの保護
清掃・衛生対策
健康対策 環
境 の 改 善 避難者情報の管理
伝達方法の工夫 情報の整
理・伝達
生活のための整備
閉鎖へ向けて
自立への意向調査 学校教育との調整 避難所の縮小・統合
避
難
所
の
運
営
︵
展
開
期
∼
安
定
期
:
災
害
発
生
2
日
後
か
ら
1
週
間
︶
避
難
所
の
運
営
︵
撤
収
期
:
災
害
発
生
2
週
間
か
ら
閉
鎖
︶
管理情報部 食糧物資部
救護部
管理情報部
各班の避難所での役割
○ 備蓄品の配給と備蓄庫の管理 ○ 飲料水、食糧の確保、管理、配給 ○ 救援物資の受け入れ、管理、配給 ○ 炊き出しへの協力、又は炊き出しの実施
食糧物資部(3班)
○ 応急手当の補助
○ 医療救護所の活動への協力 ○ 重傷者の搬送補助
○ 遺体の収容、安置への協力 ○ 災害時要援護者への対応 ○ 保健対策
救 護 部(2班)
○ 情報収集、整理、避難者等への伝達 ○ 避難者名簿の整理、安否確認 ○ 生活ルールづくり
○ トイレ、ゴミ等衛生環境の維持管理 ○ ボランティアの派遣要請、受け入れ ○ ペット対策
○ その他避難所運営に必要な活動
管理情報部(1班)
業 務 内 容
避難所運営委員会
における区分
話し
合いの進め方
部別の対応事項の
流れの確認
対応事項を実施するためには、
ポイント1:
どのような場所で行うのがよいか?
ポイント2:
■
避難所開設・
運営
に関する問題点・
課題
資料:阪神・淡路大震災教訓情報資料集 報告書 内閣府・(財)阪神・淡路大震災記念協会 を基に作成
■
第1
期
初動対応■
(
地震発生後初期72時間)
A
避難行動
[ 1] 被災地域の約5割の住民が避 難行動を起こし、大半が近隣の 学校施設に避難した。
再避難
[ 2] 火災接近や建物倒壊危 険のために再避難を余儀 なくされた避難所などもあ り、避難途上で火災に遭 遇した例もあった。
50%
A
避難行動
[ 3] 避難者が多かったため、指定避難 所以外の施設・公園等も避難所と なった。防災関係機関の施設へ避 難者が殺到したため、応急活動が 妨げられたところもあった。
B
避難所の開設
[ 1] 避難所の7割が当日に開設 されたが、被害の大きかった地 域では、市・区職員や教職員の 到着が間に合わず、避難者が 鍵を壊して入り込んだところも あった。
[ 2] 震災後数日にわたって、避難 者数は増加し続けた。これは、 余震不安やライフライン途絶な どによる避難者増加のほか、当 初は把握されていなかった避 難所が追加指定されたことによ るものと考えられる。
B
避難所の開設
[ 4] 学校は、救護所、遺体安置室、本 部など、様々な用途に利用された。 [ 5] 震災直後には、避難者の中に負傷
者も多く、その看護を教職員や避難 者の中の医療関係者が行ったり、医 師の派遣を受けて応急手当が行わ れた避難所もある。
■
第2
期
被災地応急対応
■
(
地震発生後4
日∼3
週間)
○
避難所の運営と
管理
A
避難所運営と
管理
[ 1] 避難所の管理運営は、 多くの場合、各施設の管理 者等がその役割を果たした。 [2] 震災直後の通信手段が
なく、混乱した。避難所に は安否消息の問い合わせ が殺到、避難者名簿の作 成が必要だった。
[ 3] 避難者有志がボランティ アとして発災当日から管理 運営に携わった避難所も あったが、その他の避難所 でも徐々に自主運営組織 が形成されていった。
教
職
員
A
避難所運営と
管理
[ 4] 食糧・物資の搬入、仕 分け、配布等にボランティ アの活動が大きな支えと なった。
[ 5] 各避難所では、徐々に 生活ルールが決められ、 様々な用途の部屋が設け られるなど空間利用につ いても定められていった。
B
避難所の生活環境
[1] 着の身着のまま避難してきた人々 は、厳しい寒さをしのぐためさまざま な手段をとった。しかし、多くの避難 所では、火災のおそれや電気容量の 問題から暖房器具などが使えなかっ た。
B
避難所の生活環境
[ 3] 避難所においてはプライバ シーが確保できず、避難者に大 きなストレスとなった。また照明 の問題や空気の汚染など、室 内環境衛生も問題となった。
[4] 避難所では、消毒液の配布 など衛生対策などが徐々に進 められ、仮設シャワーや仮設風 呂も設置された。食中毒対策の ため、保冷設備の設置や衛生 管理指導、細菌検査なども実 施されるようになった。
C
避難所間・
避難所内外の格差
[1] マスコミの報道、交通機関途絶による アクセス困難さなどから、ボランティアや 救援物資に避難所間の格差も生じた。
[ 2] 行政にとって公園などの自主的避難所 の把握は困難だったため、物資等の到着 が遅れた避難所もあった。避難所以外の テント生活者等に向けた支援のため、兵 庫県は救護対策現地本部を開設した。 [ 3] 避難所が、周辺被災者に対する救援
第3期
本格的復旧・
復興始動期
(
地震発生後4
週間∼6
ヶ
月)
○
避難所解消と
応急住宅の提供
A
避難所の長期化
[1]ライフラインの復旧などもあって避 難者は徐々に減少し、自主的な管 理運営体制も、弱体化していった。
[ 2] ボランティア等に依存し、自立が 遅れる被災者が見られた。
B
避難所の解消
[ 1] 避難所を出られない被災 者には、さまざまな理由が あった。仮設は不便等のマ スコミ報道が避難所解消 の妨げになったとの指摘も ある。
[2]避難者数は減少しても、 避難所を統廃合すること は至難であった。